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<aside> 🌿 株式会社すきだよへのジョインをご検討中の方向けに、すきだよを立ち上げたきっかけ、現在の活動やそこに込めた想い、今後の展望などについてお話します。

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プロフィール

<aside> 📒 あつたゆか / 株式会社すきだよ代表取締役 「誰もが大切な人とずっと幸せでいられる社会をつくる」をビジョンに、パートナーシップに関する社会課題を解決し、ふたりらしい生き方を支援する。9万人以上の夫婦・カップルが利用する対話ツール「ふたり会議」や、パートナーシップを学ぶコミュニティ「ふたりの教室」を運営。企業・自治体向けに、共働きでのキャリア形成・夫婦間のコミュニケーション講座・ライフプラン研修も提供。 Twitterふたり会議ふたりの教室

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「性格の不一致」は当たり前。乗り越えるための対話を支援したい。

ー株式会社すきだよは、家族やパートナーシップの社会課題を解決するため、テクノロジーで対話をサポートする事業を行っています。そもそもあつたさんがパートナーシップの課題に注目するようになったのには、どんなきっかけがあったのでしょうか。

私が家族やパートナーシップの社会課題に着目するようになったのは、自分自身の結婚がきっかけです。

私は2018年に夫と結婚したんですが、夫とは性格も正反対だし、子どもや結婚式、住まいに関する価値観が全く違っていて。そんな正反対の性格の夫と、どうやって建設的に対話しているかをSNSで発信する中で、「子どもができたら仲悪くなる」といったコメントや、「自分はパートナーと話し合いができていない」「結婚が怖い」といった悩んでいらっしゃる方の声もいただくようになって。

調べてみると、実際に日本では2分半に1組が離婚していることや、産後に夫婦仲が急激に冷え込む産後クライシスが問題になっている現状を知りました。それが、パートナーシップの問題を社会課題として認識するようになった最初のきっかけですね。

ー2分半に1組…!確かに、かなり高い頻度ですね。

そうなんです。離婚理由をみてみたら、一位は「性格の不一致」。そのときに、あれ?と思ったんです。

自分と全く同じ性格の人なんていないのだから、「性格の不一致」は当たり前のはず。そう考えると、性格の不一致が原因なのではなくて、それを乗り越えて家庭を運営していくための「対話スキル」が足りていないだけなのではないか、と考えるようになりました。結婚後のパートナーシップや家庭運営については、学校でも習わないですし、自分が育ってきた家庭しか参考にできる例がないことも多いですよね。

ーなるほど。それがパートナーシップに着目したサービスに繋がっているんですね。

https://lh6.googleusercontent.com/0tj20bhgfMMDYOBEFZW4ORa7pAA0M7wgW5JHlZWLVCn4xoxNaMAHcAnuFr23yJ0Sh_mTApQBlKXKvAipDiwpuEyO3xURJPrvWcbiNufw92yF9J-KmSrDDfalqcwdnuAwiP0fNU8y7GZXnXftQGaK1-A

はい。日本では恋活や婚活のサービスは多いですが、パートナーと「出会う」ところまでを支援するものがほとんど。また、メディアなどで出回っている情報も、「女性からプロポーズをしないほうがいい」「男性はとにかく褒めて持ち上げよう」など、本質的でないこともしばしばです。

パートナーができた後に、どう価値観を擦り合わせていくのか、といったところに着目した対話のサービスはなかったので、自分がやるしかないと思ったんです。